第5回研究会の記録

 ■ご案内■ 11月の研究会のお知らせです。
[日時] 11月9日(土) 14:00〜18:00
[場所] 上智大学市ヶ谷キャンパス 本館4階#402会議室
[交通] 市ヶ谷駅(JR中央線/営団有楽町線・南北線/都営新宿線)徒歩5分  
    麹町駅(営団有楽町線)徒歩5分 
    http://www.sophia.ac.jp/J/first.nsf/Content/acc_i
[テーマ] 聖霊派の現在・過去・未来
[報告者] 池上良正氏(駒澤大学)・中村友太郎氏(上智大学)

池上良正氏(駒澤大学)「ホーリネス教会に起こった二つのリバイバルについて」
趣  旨:
 今日、いわゆる「聖霊派」を中心にリバイバルの待望ということがしきりに語られる(「日本リバイバル同盟」の結成や『リバイバル新聞』の刊行などにも例示される)。近代日本のキリスト教史でも、大小いくつかの「リバイバル」が起こったとされている。このリバイバルは、もとより当事者の「信仰」の立場からすれば、神(聖霊)の業による客観的真実であり、したがってそれが「本物のリバイバルか否か」といったことが、まず問題となろう。しかし、広く「社会的コンテクスト」との関係において問題を捉えようとする本プロジェクトの研究関心に立てば、リバイバルとよばれた出来事へのアプローチとしては、何よりもまず、「いつ、どこで、だれによって、どのような事象にたいして(それがリバイバルであると)認定されたのか(あるいは、認定されなかったのか)」といったことが慎重に問われねばならない。こうした視点からの近代日本におけるリバイバル現象の研究は、ほとんど蓄積がないというのが現状である。
 今回の発表では、私がここしばらく興味をもって取り組んできた戦前期のホーリネス教会を題材に、大正8年と昭和5年にこの教会に起こったとされる二つのリバイバルを、上述の観点から取り上げる。戦後の日本ホーリネス教団をはじめ、現代のホーリネス系の教派は、そのほとんどが、いわゆるペンテコステ・カリスマ系の運動には冷ややかだが、日本における「聖霊運動」の系譜を辿るとき、中田重治らの指導のもとに発展した戦前期のホーリネスは、明らかにその太い源流として位置づけることができる。とすれば、日本の社会的コンテクストにおける「リバイバル」の特性や行く末を考えるうえでも、本研究に一定の意義は認められるであろう。今回はとくに、二つのリバイバルの具体的経緯や時代的背景の精査に力を注ぐが、できればこうした精査を通して、そこに関わった人々の宗教体験の特性や意味にまで考察を深めてみたい。
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中村友太郎氏(上智大学) 「日本におけるカトリック聖霊刷新運動の歴史と現状」
ご発表の趣旨
 中村友太郎先生は、ゲストとして本研究会でご発表いただくことになります。 従って、変則的ですが、世話人から先生へご発表をご依頼申し上げた趣旨と、いくつかの要点を挙げさせて頂きます。
 今回の「社会的コンテクストのなかのキリスト教」プロジェクトの立ち上げに際して、実際にキリスト教の宗教運動に関わりをお持ちの方を招いてお話しを伺う機会を持ちたいという意見がありました。
 今回の研究会はその計画の最初の試みとなります。
 中村先生は、日本のカトリック聖霊刷新運動を当初からリードしてこられ、現在もご活躍中です。ご発表では、年表等の資料に基づきながら、刷新会の歴史、実際の活動、集会の形態、その他のリニューアルムーブメントとの関わり等々につき、ご紹介頂けると思います。
 また、先生からは、皆さんのご意見やご質問を、前もってお聞きして、できるだけそうした質問にお答えできるような準備をしておきたいというご希望をいただいております。発表時間は短めにして、個々の質疑応答を長めにしたいというご希望もございます。時間とご要望があればビデオも拝見できるようです。
 皆様からのご質問は、以前からこのメーリングリストでアナウンスしておりましたが、これからでも十分間に合いますので、あらかじめこのメーリングリストに流していただくか、あるいは、世話人宛(小川 junkei@komazawa-u.ac.jp )お知らせ下さい。
                                                   (小川順敬)




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