2001年立教女学院短期大学
「社会学A−<家族>と<教育>の社会学」
配布レジュメ集(一部省略) 最終更新:7月20日
「社会学A(川又俊則)」講義スケジュール
(2001年立教女学院短期大学:教養科目B群)
<家族>と<教育>の社会学・日程
4.12 ガイダンス
4.19 社会学とは何か (その1) 社会学全体の説明・複眼思考のすすめ
4.26 社会学とは何か (その2) 社会学的視座・集合的写真観察法
5.03 −−−−−−−憲法記念日−−−−−−−
5.10 家族の社会学 (その1) 恋愛と結婚
5.17 家族の社会学 (その2) いま、家族の危機か
5.24 家族の社会学 (その3) 職業は「主婦?」
5.31 −−−−フレッシュマンキャンプ−−−−(休講)
6.07 家族の社会学 (その4) 少子化と高齢化
6.14 家族の社会学 (その5) 男性学
6.21 教育の社会学 (その1) 学歴社会←教育制度の変遷と現代社会
6.28 教育の社会学 (その2) ジェンダー←権力と学校化社会
7.05 教育の社会学 (その3) 幼児教育←小学校の問題
7.12 教育の社会学 (その4) いじめ←中学校・高校・大学の問題
7.19 まとめ−−写真観察法レポート優秀作品を中心に
【テキスト・参考書】
張江洋直・井出裕久・佐野正彦編『ソシオロジカル・クエスト』白菁社、1997年、2400円
志水宏吉編『のぞいてみよう!今の小学校』有信堂、1999年、2000円
【講義の進め方】
レジュメを配布し、それに基づいて講義。テキストは随時参照。板書あり。
予習としてテキストの該当部分を一読すること。
関心のある話題については、参考文献などに当たること。
【リアクションペーパー(RP)】
毎回、講義の最初にB6版のミニレポート用紙を配布。講義中、数回質問したり、
講義最後に課題を出す。それへの応答を書くための用紙。講義終了後、提出。
【レポート】 「現代都市を写真で語る」
簡単な例は右頁、4.26の講義で詳しい説明、提出締切は7.04
【その他】この講義、その他の大学・研究に関して http://toshi-k.net/
i-mode による日程他の確認は http://toshi-k.net/i/top.htm
昨年度分の概要などは http://homepage2.nifty.com/toshi-k/
【本日のRP】
(1)この講義に関する意見・希望・感想・意気込みなど
(2)次の問に答えなさい 省略
社会学A (01.04.19) 第2回 社会学とは何か−その1
【前回のRP その1 意見・感想など】
「以前から社会学に興味があったので早く授業を受けてみたい」(英1D)
「後期の社会学Bがとても楽しく、まだ色々なことを学びたいのでとりました」(英2A)
「個人のスキルも重要だけれど、社会に出るには社会を見る目を養いたい」(英1D)
「日常の中でもするどくいろんな見方で見れるようになりたいと思っています」(幼1A)
「やる気マンマンです」(英1A)
「編入で社会学部に行きたいので、多くのことを学び、深く考える力をつけたい」(英2D)
「授業中に重要単語とかあったら教えて欲しいです」(幼2C)
「就職活動がこれから始まるので、学んだことを参考に面接などでいかしたい」(英2B)
「履修要項を読んだときよりもさらに興味がわいた」(英1D)
「職業は主婦? に興味を持ち受講しました。将来主婦になるであろう私にとって、主婦は社会からみてどんな存在なんだろう・・」(英2C)
「『家族』に対するイメージがよくありません。何のための家族か疑問を感じます」(英1F)
「子供の教育に関して、家庭の立場と学校の立場の相互関係を考えたいです」(英2C)
「今まで深く考えようと思ったことがないくらい『当たり前』だと思われることばかりが履修要項にあった。そんなことを深く考えてみるという授業がとても魅力的に思った」(英2A)
「先生おもしろい。働き者屋さんなんですね」(英1F)
「これか家族を持つ私にとって、先生の実体験もうかがい勉強するのはとても楽しみ」(英1E)
「今日は一番後ろに座ったのですが、声が少し聞き取りづらいのでもう少し大きくしていただけませんか?次からは前の方に座るつもりですが」(幼1F)
「早口で、ときどき聞き取りにくい箇所があるので、なるべく、ゆっくりしゃべるようにしていただけたら、これ幸い」(幼2B)
「図書室の本は是非読ませていただきます」(幼2A)
1.社会と社会学
社会(society)・・人間と人間の関係
社会科学の一部(←→自然科学、人文科学)
メンバーの少ない「ミクロな社会」、メンバーの多い「マクロな社会」双方を見ていこうとする学問
「前近代/近代−現代」
焦点となるのは「実証性」「日常性」「共同性」「現代性」の四つ
社会実在論・・自然科学的方法を重視 ←→ 社会唯名論・・相互行為の意味理解重視
2.『知的複眼思考法』について
【前回のRP その2 クイズ】
出題・・・ ある父と息子が事故に遭い、父は即死、息子は救急病院に運ばれた。病院で手術をしようとした
外科医が、その子供をみて驚いた表情でこう言った。「私は手術できません。実はこの子は私の息子なのです」。さて、この外科医と子供との間にはどんな関係があるでしょう。
解答 @〜D
「顔かたちがぼろぼろで名前が一緒(同姓同名)だったので、他人の子供なのに勘違いしていた。その子供が憎かったので、死んで欲しくて手術したくなかった」(英1E)
飼い主とゴールデンレトリバー・飼い主とペット
「一文目で『ある父と息子』で『ある父の息子』とは言っていないので、本当に自分の息子」
「人間の祖先をたどればみんなつながっているから、この子供も自分の息子のようなものだ」(英2B)
苅谷剛彦の講義
@複眼思考・・常識や紋切り型の考え方にとらわれず、物事を考えていく方法
Aステレオタイプから抜け出し、それを相対化する視点を持つ
B知識も大切だが、正解がどこにあるという発想からは複眼思考は生まれない
3.複眼思考へ向けての訓練
読書 = 「なぜ?」という問題意識
書くこと = 最低限の推敲・修正
4.社会学の基礎的用語
@ステレオタイプ stereo type
マリーアントワネット、九州男児、国民性、鮎の死骸
特定の対象に関し、当該社会集団で広く受容されている単純化・固定化された観念
A概念 concept
リンゴ・アブラゼミの例
<われわれの頭の中にある映像>
<その映像に向かって働きかける我々の行為>
<現実の世界>
事実(fact)は概念(concept)によって経験的世界(empirical
world)から切り取られた 現実の一部=我々は、暗闇(経験的世界)にサーチライト(概念)を照らし、そこに見え るもの(事実)を理解する
貧乏とは??
5.社会学の学習法(目標)
社会学のモノの見方を参考文献で学ぶ
視点・問いの立て方・謎を解くパターン、この三つを学ぶ
上記のような複眼思考を意識して生活。
参考文献 石川淳志/佐藤健二/山田一成編『見えないものを見る力』八千代出版、1998年、2800円。伊藤公雄/橋本満『はじめて出会う社会学』有斐閣アルマ、1998年、1700円。苅谷剛彦『知的複眼思考法』講談社、1996年、1456円。高根正昭『創造の方法学』講談社現代新書553、1979年、583円
【RP】 A
協力(渡す)
│ 非協力(渡さない)
B 協力 │ A 1000円
│ 1500円
│ B 1000円
│ 0円
非協力 │ A 0円
│ 500円
│ B 1500円
│ 500円
社会学A (01.04.26) 第3回 社会学とは何か−その2
【RP1 感想他】 省略
【RP2 ステレオタイプ、概念】
「小さいときスナック(お酒を飲むところ)はお菓子屋さんだと思っていた」(英1A)
「新潟県出身の私は他県の人に『スキーばりばりできるんでしょ!』etc言われます」(英1A)
「留学先のオーストラリアではいつもお寿司を出された」(英1C)
「ギャル系やギャル男の格好を見て、だらしなく不真面目でバカと見た目で判断する」(英1F)
→逆に、オジサン・オバサンをステレオタイプで見ていませんか?
「血液型がA型だと几帳面だと思われがち」(英2B)
「塾の講習会α・γクラスで、γで落ち込んだが、そっちの方がいいと知りほっとした」(英1E)
「虹は7色だと思うけど、よく見ると分からない、外国では5色・2色というところもある」(英2C)
「小さいとき毛虫をカワイイカワイイと言って虫かごにいれて遊んでいた」(英1B)
「ヘチマは大きいキュウリだと思っていた」(英1B)
「小さいとき椎茸が嫌いで、松茸と言われ騙されて食べた」(英1D)
「英会話教室で米国人の先生が赤ペンで∨チェックしていて、全部間違えたと思った」(幼2B)
「小さいときバナナの黒くなったところが食べられなかったところ、母に『バナナの蜜でおいしいんだよ』と騙され中学までずっとそう信じていた」(英2D)
「相手は友達じゃないので、損したら嫌なので500円で満足する」(英1B)
「1500円が一番得だけど、自分が1500円もらえるかという確率は低いので、向こうも1000円が妥当だろうと思って協力しあって1000円になる」(英2A)
1.社会的ジレンマ
(1)囚人のジレンマ 相手\自分 黙秘
自白
黙秘
3\3 9\0
自白
0\9 6\6
(2)共有地の悲劇
10人の牛飼が各々100万円の牛を10頭ずつ共有の牧草地で飼う
→牧草地は100頭まで飼えるがそれ以上だと牧草量が不足
→1人が1頭だけ増やす。101頭になると痩せるので1頭につき1万円の価値減
→増やした牛飼は99×11=1089万円、全体では99×101=9999万円でほとんど損失無
→だが・・・。
2.社会学の基礎的用語
【順(逆)機能と顕在(潜在)機能】
ホピ族の雨乞い儀式→雨を降らせる(顕在機能)より、部族の連帯性(潜在機能)
官僚制=能率はよい(順機能)が、儀礼主義的(逆機能)な問題もある
【地位 status】
特定の社会的場面の中で、社会成員が他者との相対的
関係において占める位置
【役割 role】
地位に付随した、集団や社会によって期待され、行為
者によって取得される行動様式
4.社会学の立場
総合社会学、形式社会学、専門社会学(家族・都市・教育・宗教など)
5.社会学の視点
【ミクロアプローチ】個人の態度や行為、人間関係などの部分から社会という全体を説明する。
微視的アプローチ。交換理論・エスノメソドロジーなど
【マクロアプローチ】社会や集団全体と関連づけて物事を解釈する立場に立ち、行為や態度など
を全体から説明。巨視的アプローチ。構造主義・マルクス主義など
*「個人と社会」の両方の問題を、一方では個人の視点から、他方では社会の視点から、社会の仕組みやその働きをみていこうとするものが、社会学的視点
6.集合的写真観察法とは何か
(1)後藤ゼミ
後藤範章(日大助教授)による「写真で語る:東京の社会学」という課題の結果
[内容]東京人(都会人・現代人)を象徴的に表すと考えられる場面を写真におさめ、適切なテーマを掲げ、社会学的な言説で300字から400字程度で解説を加える
後藤は9月中旬にゼミ合宿を行ない、その多数の作品の中から30点ほどを厳選
→11月の学園際(桜麗祭)で展示 (今年で8年目)
ホームページも参照(http://www.chs.nihon-u.ac.jp/soc_dpt/ngotoh/tokyo.html
)
(2)事例 →別紙
(3) 《この講義の課題》 → 「現代都市を写真で語る」
一枚の写真を撮り、それに社会学的言説を加え、現代都市の諸相を描き出すこと
B5の上半分に題目・写真貼付、下半分に300字程度の解説と撮影日時
表紙(大学専用)をつけ、タイトル・学籍番号や学科名、氏名などを記す。
2作品をとめて提出
参考文献 小林淳一・木村邦康編『考える社会学』ミネルヴァ書房、1991年。友枝敏雄他『社会学のエッセンス』有斐閣アルマ、1996年、1751円。山岸俊男『社会的ジレンマ』PHP新書、2000年、660円
写真観察法 後藤範章「マルチメソッドとダイレクト・オブザベーション」『日本都市社会学会年報』14号、1996年。後藤範章編「<まなざし>に込められた社会的意味の解読」『学叢』第59号、1997年。「読売新聞」1999年1月29日付朝刊・生活面の記事 「写真が語る『現代の風景』」。大谷信介他編著『社会調査へのアプローチ』ミネルヴァ書房、1999年。後藤範章「集合的写真観察法」『社会学論叢』137号、2000年。「研究室訪問/この人に聞く−後藤範章先生」『学叢』第65号、2000年
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社会学A (01.05.10) 第4回 家族の社会学−その1 恋愛と結婚
【RP1 逆機能・潜在機能】
「友達と3人でいて席が2つしかないとき、他の02人に譲ると、感じ悪いと思われる」(英1B)
「テレビは東京オリンピックを契機に普及したが、想像力の夢がつまれる弊害を生んだ」(英1C)
「女性専用車が満員になったとき、他の車両には男性で一杯」(英1D)
「妹の宿題で間違いをこっそり直しておいたら、その問題が解けなくなっていた」(英1E)
「高校は自主規律を重んじていたけど、みんなが好き勝手やって、評判も悪くなり、定員割れになったので、規則ができてしまった」(英1E)
「地域振興券。国民の財布にお金が入るようにしたが、不況を招いた」(英2C)
「義務教育は全ての人に教育を受けさせるものだが、必ず卒業できるという安心感から勉強しない者もいる」(幼1A)
「毎日デートするくらいラブラブな関係だった彼氏が風邪をひいて寝込んだ。メールや電話は迷惑だろうと思って数日連絡しなかった。その期間中に他の女に奪われた」(幼1B)
「無駄遣いさせないようにお小遣いをあげないと、アルバイトばかりやって、学業に力が入らなくなり、万引きなど思いも寄らない方に進んでしまう」(幼1B)
「お祭りには由来があるが、たいていそれを知らず、いろいろな友達に会いたくて行く」(英1C)
「祖父のお通夜のとき、なんでみんなさっきまで泣いていたのにお酒を飲んだり、お寿司やおつまみを食べて笑っているのか不思議でした。居心地が悪かったのですが、祖父の生い立ちや兄弟の話をみんながしてくれ、とてもおだやかで、私にとってかけがえのない時間でした」(英2A)
「少人数の授業は、詳しく疑問の解決ができるが、討論で色々な角度からの意見は出ない」(英2D)
「子供を公園に連れて行くのは子供を遊ばせるためだが、親が他の親と仲良くなる『公園デビュー』が潜在機能になる」(英2E)
「一人暮らしは親からの自立が顕在機能。親のありがたさが分かって、家族の結びつきが強くなるのが潜在機能」(幼1E)
【RP2 役割】
「娘、妹、学生、歯科助手、乗客、店の客、日本人、住民、プレーリードックの飼い主」(英1E)
「・・朝、お化粧しなければいけない役割・・・親友を笑わせなければいけない役割」(英2B)
「バイト先に若い女の子は私しかいないから、明るさ・若さを提供する感じになっている」(英2C)
「・・東京ドームでビールを売る役割・・RPを書く役割(笑)」(英2C)
「学校へ行って無事卒業する。週2のペースで夕食当番。帰ったら洗濯物を入れる。早く就職して食費を入れろと言われます(-.-;)」(英2D)
「長女。準社員で店を守る。いとこと遊ぶ。祖母・伯父の話を聞く。母校の後輩の世話」(幼1E)
1.結婚(marriage)とは何か?
定義は? 社会的に承認された性的結合・公に披露・持続的・契約の4つの属性
←近代以降「愛情」重視
(1)なぜ結婚するのか?
性に関する社会的秩序の維持、社会の成員を再生産、集団の社会的結合の拡大
(2)さまざまな婚姻
@配偶者選択の傾向
内婚原理(endogamy)・外婚原理(exogamy)
その範囲・・同類婚(homogamy)・異類婚(heterogamy)
欲求の相補性
a 夫 世話・支配 妻 受容・服従 イプセン(「人形の家」)型
b 夫 世話・服従 妻 受容・支配 かかあ天下(サーベリアン)型
c 夫 受容・支配 妻 世話・服従 亭主関白(主人−召使)型
d 夫 受容・服従 妻 世話・支配 母−息子型
【RP1】 身近な知り合いはどのパターンに入るか?
A形態:単婚(monogamy、一夫一妻婚)・複婚(polygamy、一夫多妻婚,一妻多夫婚)
B居住:夫方居住・妻方居住・新居住
【RP2】 結婚を自分なりに定義してみよう。
2.恋愛結婚について
現代日本・・法律婚主義、一夫一婦制、夫婦同姓、夫婦共有財産制 cf)平安時代
テキストの例・・愛と性と結婚の一体化
(1)恋愛結婚とは何か?
恋愛結婚 ←→ 見合い(調整)結婚
(2)恋愛結婚の歴史 @日本 A西欧
(3)結婚戦略
@自己実現としての結婚 父親の支配から夫の支配へ?
「上昇婚」規範による晩婚化?
A誰と結婚したいのか? 相手の条件、「人柄」の次は?
3.別姓?同姓?
(1)結婚の法律 夫婦同氏・親子同氏制度。法律婚主義→殆どが男性側の姓の新戸籍
「結婚すれば女性は男性の姓を名乗る」のは歴史的には新しいこと
←670年の庚午年籍には妻が別姓、明治民法以前は別姓。
(2)問題の焦点 同姓反対・賛成
(3)諸外国との比較 韓・中国は別姓、仏英米豪西は妻が夫の姓を名乗ることが多いが別姓も選べる。
東欧諸国でも同姓・別姓の選択制
【RP3】 あなたは同姓派? 別姓派?
4.夫婦関係の非制度化
近代家族の夫婦規範:恋愛結婚+「結婚−愛−性」の一体化
→法律、性、愛による8区分へ
5.晩婚化と非婚化
平均初婚年齢の変化 高学歴化と女性の社会進出 非婚化へ
【RP4】 「女らしさ」の経験談
参考文献 福島瑞穂『結婚と家族』岩波新書207、1992年。宗方比左子他編著『女性が学ぶ社会心理学』福村出帆、1996年。高橋菊江他『夫婦別姓への招待』有斐閣選書、1993年。
社会学A (01.05.17) 第5回 家族の社会学−その2 いま、家族の危機か?
【RP1 身近なカップル】 亭主関白の例
「お姉ちゃん夫婦。毎朝ダンナのシャツとスーツとネクタイをそろえている」(英1B)
「父は自分でパジャマですら出しません。もしお風呂を出て用意されていなかったら切れます。母が夜に出かけるのもほぼ禁止だし・・・」(英2D)
【RP2 結婚とは?】
「自分の人生を決める最大の選択」(英1C) 「安定の場所」(英1D)
「法律に守られた恋愛←大喧嘩してもまた一緒に過ごせるかもしれないから」(英1E)
「恋愛の集大成」(×終体せい)(英1F) 「契約と世間体」(英2D)
【RP3 別姓?同性?】
「もっと珍しい名字だったら守りたいと思いますが、違う名字になりたいから同姓派」(英1D)
「あの人の妻だとか子供であるとかが、周りから分かるから同姓がよい」(英1E)
「小さい頃から、夫婦同姓が当たり前の社会で育ってきたせいか、好きな人の名字になるのにあこがれを持っていました」(幼1E)
「次の同窓会のときに離婚しているのがバレるというのは、そんなの自分のせいじゃんと思う」(幼1G) ←男性はその可能性がほとんどないからそこに差別は感じない??
「別性」と書いていた人あり 「別性だと夫婦になった気がしない」(英1B)など
【RP4 らしさ】
「男のくせに髪が長くて・・という親の言葉をよく聞く」(英1D)
「高校生のときに格闘技をやりたかったが、両親に柔道はガニ股、空手はピアノができなくなる・・と言われた。遠回しに女の子だから格闘技をやって欲しくないと言われている」(英1E)
「親は家事の手伝いを全て私に頼みます。弟との分担もダメです」(英2A)
「彼氏に女なんだからタバコを吸うなと言われた。自分も吸うなっていう感じです」(英2D)
「祖父母に進学報告したら、女の子なんだからわざわざ東京に勉強しにいかなくてもいいのにと言われた」(英2D)
1.家族とは何か?
【RP1】 「家族」を自分なりに定義してみよう。
(1)家族の定義−−血縁の問題
メラネシア(トロブリアンド島・ヤップ島)、アフリカ(牧畜民ヌアー族)
生物学的父のジェニター(genitor)と社会的父(pater)
(2)集団としての家族
マレー人は「ネットワーク」としての家族
近親相姦(insest taboo) ←女性の交換の原理
(3)家族の分類
a 核(nuclear)家族 b 拡大(extended)家族 c
複婚(polygamous)家族
あ) 定位家族(family of orientation) い)
生殖家族(family of procreation)
@ 夫婦家族制(conjugal family system) A
直系家族制(stem family system)
B 複合家族制(joint family system)
2.日本の家族の変化
(1)「イエ」制度:男系による家名の超世代的な存続と発展を重要視する社会制度
(2)現状 1世帯ほぼ5人(〜1955年)→3人未満(1990年代)
近代家族 @家と公共の分離A情緒的絆B子供中心C性別分業D集団性
EプライヴァシーF非親族の排除G核家族
(3)夫婦家族の役割 a)夫婦の性的結合
b)子供の権利と責任、保護・養育
c)経済の保障 d)メンバーの情緒的な充足や安定化
3.家族の危機?
(1)家族の機能
オグバーン(Ogburn,W.F.):機能縮小論
経済・地位付与・教育・保護・宗教・娯楽・愛情 → 愛情だけ
パーソンズ:@子供の社会化 A成人のパーソナリティの安定
(2)何が変わったのか
1960年代に女性の職場進出、現代の「安らぎ規範」、個人単位の行動中心
4.社会学の基礎用語
(1)性(Sex,セックス)と性差(Gender,ジェンダー)
性(セックス):生物学的な基準に基づく男女の区別
遺伝子内の性染色体の組み合わせの違い(男:XY、女:XX)
性差(ジェンダー):文化的社会的に形成される男女の区別
社会的文化的に制度化された規範的<まなざし>に映る男女
「人は女(男)に生まれるのではなく、人は生まれ、女(男)になる」
【RP2】 マスメディアのジェンダー・バイアス
(2)同調 conformity
アッシュの実験
@8人1組(うち7人は実験協力者)で実験。被験者は常に7番目に答え、協力者はわざと 間違えて、被験者に集団圧力をかけていた。被験者50人の動向はどうか。
A実験協力者は1〜16人のうち、少なくとも何人いれば、同じ程度の結果が得られるか。
B8人の集団のうち1人味方をつけると、どうなるか。
【RP3】 @〜Bについて
(3)準拠集団 reference group
個人が比較・同調する拠り所。有意義な他者(集団・階層・世代・特定の個人)
←準拠枠(frame of reference):同じ準拠集団において共有
【RP4】 アメリカの兵隊の昇進に関する問題
参考文献 望月嵩『家族社会学入門』培風館、1996年。中川淳編『家族論を学ぶ人のために』世界思想社、1999年。山根常男『家族と結婚』家政教育社、1990年。日本ジェンダー学会編『ジェンダー学を学ぶ人のために』世界思想社、2000年、1900円。
社会学A (01.05.24) 第6回 家族の社会学−その3 職業は「主婦」?
【RP1 家族とは?】
「私が理想とする家族は、友達関係のようでありながら、びしっとしつけをすること」(幼1B)「本当に心配なのは家族と彼氏。友達はいつでも縁を切ろうと思えばできる」(英1E)
「どんな時にも最後には戻れる場所」(英1C)
「何があっても一生縁が切れることのない世の中で一番身近な存在」(英1F)
「自分の精神安定剤だとおもう。気を遣わずに居られて信じられる唯一の人間」(英2A)
【RP4 相対的剥奪】
「私はもっと不満率が高いかと思った」(幼1D)
「周りに昇進する人が少ないと仕方ないと思える。しかし、多いと欲が出てくる」(幼1B)
「40%というのは少ないと思った」(英2D)
1.「主婦」の誕生
(1)「主婦」とは誰のことか?
主婦=戸主の妻、家の女主人 →家政の指揮監督者
(2)歴史的背景
産業革命以前・・女性は生産労働者、家事は少年少女など
近代産業社会→「男は外で働き、女は家を守る」の性別役割分業
(3)「主婦」論争
@1955年 女は「職場」と「主婦」兼ね備えるべき → 尊いものを失う
A1960年代 家事労働の経済的価値を明確に
→ 交換価値なし →家族手当
B1972年 解放された人間としての主婦 → 選択させられている?
2.現代「主婦」の諸問題
(1)家事労働 (domestic work)
男=生産労働=「公的」労働=賃金労働
女=再生産労働=「私的」労働=不払い労働 ←年間304万円と換算されうる
家事・・日曜日は男性1時間19分、女性4時間34分(平日は32分対4時間32分)
(2)専業主婦
税制優遇措置・・配偶者特別控除 (年収〜103万円)
国民年金第3号被保険者 (年収〜130万円)
名前、子育て以外の生きがい?
(3)就労
@フルタイム 相変わらずの結婚退職制、昇進・昇格・賃金の差別
男女雇用機会均等法(および改正均等法)の成果は・・?
Aパートタイム 雇用労働者中の1割、かつその4分の3は女性
←雇用の不安定・低賃金・社会保障なし・雇用期間の限定
→優遇制度の弊害?
BM字型雇用 子育て後の復帰の困難
低賃金のサービス業に偏るパート
3.マスメディアにみるジェンダー・バイアス
【RP2】
「事件がおきたとき、美人OL・美人大学生んどはよく耳にする。・・女性は明らかに男性よ りもマスメディアにおいて、外面を重視されている」(英2B)
「飛行機のニアミス事件のとき、ミスしたのが女性だと分かると、女性・女性とニュースで取 り上げていた。男性だって女性だってミスしたことに変わりないのにと思いました」(英2F)
「暴走族のニュースで、16歳少女などが出ると『16歳の少女までも・・』って強調する(英2E)「甲子園大会出場校で一人だけ女子生徒がベンチに入りスコアをつけていた・・その子が頻繁 にクローズアップされていた(英2C)
「女性の社長は『女社長』と言われる。医者も『女医』」(英2F)
「アニメなどのヒーロー番組の主人公はみな男性で、女性・子供はいつも助けを求める側にま わっていることが多く、決して主人公ではない。男性は強いイメージを植え付ける」(幼2B)「シャンプーやボディーソープのCMは決まって女性タレント。男性も使うだろうに」(英1C)
「なんで『少年マガジン』のような雑誌の表紙は笑顔の女の人の写真なんだろう」(英1C)
「癒し系と言われるアイドルやタレントは、男性を癒すというので人気が出ているのだと思う。 女性はそれを見ても癒されない」(英2E)
「料理番組のアシスタントはみな女」(英2D)
「ケーキバイキングなどで、『甘いものが大好きな女の子で一杯です』と言う。中には男の子 だっているだろうに」(英2C)
「テレビに出たり雑誌に出るのは細い人ばかあり。デブな人は笑われ役。どうなの!?」(幼2A)
新聞の見出し「元OLも会社員も、探偵の養成学校で特訓中」「79歳女スリ逮捕」
少年漫画・少女小説、その他
4.性の多様性
一般的に、46xx核型は女性、46xy核型は男性
生物学的性別・性的自認・性的志向の3つの観点から見ると8つの性
→性別を2つに固定するのではなく、グラデーションとして見る視点
(1)ジェンダー・アイデンティティ
98/10/16日、性同一性障害の患者が埼玉医科大学総合医療センターで性転換手術
トランスヴェスタイト(TV)・・服装倒錯者・異性装嗜好者
トランスジェンダー(TG)・・・・社会的にも異性として、異性の役割を果たしたい
トランスセクシュアル(TS)・・完全な異性の身体を望む
(2)同性愛と差別
エイズが広がり始まったとき、最初に疑われたのは同性愛者
日本で最初の頃、話題になったのは女性感染者
cf) ハンセン病、コレラ
(3)半陰陽 (inter sexual)
cf) ヒジュラ、アンドロジナス
参考文献 橋本秀雄『男でも女でもない性−インターセックス<半陰陽>を生きる』青弓社、1998年、1600円。『現代のエスプリ−トランスジェンダー現象』277号、至文堂、1990年、1068円。山本真理子編『現代の若い母親たち』新曜社、1997年、1900円。善積京子『<近代家族>を超える』青木書店、1997年、2500円。吉永みち子『性同一性障害−性転換の朝』集英社新書、2000年、680円。
社会学A (01.06.07) 第7回 家族の社会学−その4 少子化と高齢化
RP1 主婦をめぐる諸問題についてのコメント
「主婦は職業分類の言葉ではなく、父・母など家族を表現する言葉の仲間だと思います」(英1B)
「子供を産んだらパートをする。女として生まれたので、これはやむを得ない」(英1E)
「自分が結婚したら、仕事を続けたいし子供も欲しい。でも、先生の話を聞いて、当たり前にできそうなことが実は難しいんだと思った」(英1E)
「私の母もパートをしていた。時間を数えてシフトを組んでいた理由が今日分かった。でも、パートと家事を両立させている母はすごいと思った」(英2E)
「母は私が生まれたとき退職し、小6のとき臨時職員として再就職した。正職員と同じ以上に働いているが、給料は正職員の1/3。『割に合わない仕事だわ。けど、今の仕事をとったら何も残らないから辞めるわけにはいかないけどね』と疲れた表情で言っている」(幼2B)
「私の母は専業主婦だが、働きたいと言っていた。だが、あきらめざるを得なかった」(英2E)
「父方の祖父の介護もほとんど母がやっていた。女性は家のことプラス他のことまでやって、休む時間がない、主婦がやるのが当たり前と思われている」(幼1F)
「友人に聞いた話で、一番最初に子供が話した言葉などとても感動したことを主婦じゃないと聞けない。一番子供の近くにいるからこそ聞けるメリットだと思います」(英2F)
「女性学などで、女が家事・育児をするのは差別だという講義を受けてきた。でも、バイト先のおばちゃんは、19歳で結婚して、家事育児をして家にいる方が楽しいと言っていた。女性によって差別だと思う人と思わない人がいて、どちらが正しいということはないだろう」(英2C)
「以前アエラで、子育てのため会社を辞めた女性が社会復帰を求めても、できず、キャリアや技術を持てあまし、家事だけの生活に生きがいを無くしているという記事があった」(英2E他)
RP2 マスメディアのバイアス2に関するコメント
「北海道で行方不明になっていた女子高生は写真を見て確かに美人だったので「美人女子高生」となっていた。浅草で殺された短大生は「短大生」としかなっていなかった。行方不明の子は『本当にキレイだからストーカーの犯行か』などとニュースキャスターが言っていたが、凄く失礼だと思う。マスコミは、話題性を求めるだけで内容がうすい」(英2A)
「ちびまるこちゃんのまるこは女の子なのにいたずら好きで異例なんだなあと思った」(英2D)
「79歳女スリ・・は女がなかったら男と思ってしまう」(英2D)
「なんでアニメの変身シーンでは、女の子は半分裸状態になるのだろう。男の変身であんなのは絶対にない」(幼2A)
「女性誌は、二重・ぱっちりおめめ・長いまつげなど、女性に対して、不必要なコンプレックスを与えている」(幼2B)
RP3 性の多様性に関するコメント
「女は男が好きで、男は女が好きということを当たり前に感じていたけれど、そもそもそれがすごい不思議なことだと思う。だから同性愛があっても全く不思議ではないんじゃないかと感じた」(英1C)
「マスコミが絶大な影響力を持つ今、マスコミは差別なく正しく報道して欲しい」(英2E)
「テレビで性転換手術をした人のインタビューを見た。仕事を見つけるのがたいへんで、たいていは契約社員という扱いだそうだ。日本ではまだ完全に認められていないし、私自身の中にも『普通じゃない』という意識が残っているように思う」(英2F)
「自分は正常だと言っても、何を基準に正常なのか。多数派・少数派というのもあるけど、少数派もただ単に少数派であって異常ではない。いろいろな人がいるのだから、性も2つではなく、たくさんあっていいと思う」(幼1E)
1.少子化
少子化の理由
@晩婚化→晩産化→生涯に産む子供の数が減る。
A非婚化
B「産むか産まないかは自分で決める」という意識の変化
その他・・・
【RP1 少子化を解消する方法は何だろう?】
2.DV(ドメスティック・バイオレンス)について
DVとは、家庭内のあらゆる暴力・・子供への虐待は次回へ
(1)サイクル:緊張が高まる→暴力が行われる→愛情満ちあふれる
(2)神話:「被虐待者はいつでも家から離れられる」 ←経済的自立?
「虐待者(バタラー)は社会的に失敗者である」「虐待者は他の面でも暴力的」
(3)子供への影響:(a)直接的被害 (b)現場目撃による影響
(c)暴力の世代連鎖
(4)アメリカの取り組み
(5)日本では・・・ 2001年10月にDV防止法施行
【RP2 DVに関して】
3.離婚(divorce)とは何か
【RP3 離婚が増加している原因は何だろう】
(1)性別役割分業 @夫優位型 A妻優位型 B自律型 C一致型
(2)定義と類型 婚姻契約の解消と夫婦関係の終了。再婚の権利を承認
結婚非解消主義(倫理・道徳)→有責主義(不貞・悪意で遺棄・生死不明など)
→救済主義(継続し難い重大な事由)→破綻主義(個人の自由意志)
(3)日本の「離婚史」
江戸時代:追いだし離婚、三くだり半(夫の専権?妻の再婚許可?)
(4)離婚データ・アラカルト
普通離婚率の変 1900年0.146%→1963年0.073%→1995年0.160%
協議離婚・調停離婚・審判離婚・裁判離婚
離婚理由:性格の不一致が5割
5年未満離婚の減少、20年以上の離婚の増加
(5)離婚とジェンダー
妻の就職・慰謝料
4.高齢化
(1)介護
高齢者の割合、介護をするのは「嫁」?
(2)墓地の新動向
散骨、永代供養墓
5.社会学の基礎用語
(1)ライフサイクル(life cycle)ある世代が次の世代へ交替するまでの規則的変化過程
(2)ライフコース(life course)
年齢によって区分された生涯期間にわたる各種の経歴の束としての人生軌跡
参照文献 日本DV防止・情報センター編『ドメスティック・バイオレンスへの視点』朱鷺書房、1999年、1600円。大久保孝治/嶋崎尚子『ライフコース論』日本放送出版協会、1995年、1699円。山田昌弘『結婚の社会学』丸善ライブラリー、1996年、609円。ミシェル・デイライス監修、日仏女性資料センター翻訳グループ訳『女性と暴力』未来社、2000年、2400円
社会学A (01.06.21) 第8回 家族の社会学−その5 ACと男性学
【RP2 DVに関するコメント】
昔は家の主として怖がられていた父親が弱くなっているような気がする(英1E)
自分より相手を低く見ているように思える。やはり人を人として見る姿勢が何よりも大切だと思うし、思いやりの気持ちをなくしてはならないと思う(幼2B)。
愛されていないという不安から暴力につながってしまうケースもあると思う。暴力で得することは何一つない(英1B)。
2週間別居や6ヶ月接近してはいけないなんて期間が短すぎると思います。この期間が終わってしまった後の恐怖におびえてしまうと思います(英2A)。
妻が夫をフライパンで叩き殺したというニュースを聞いた(英2D)。
女性はDVを受けたときのことを考えると、いつでも家を出られるように経済的に自立する準備をするべきなのかと思ってしまう(幼2C)。
友人が恋人から暴力を受けていた。別れるように勧めたが、彼女はそれでも彼を好きだと言った(英1E)。
昨年1年間、精神的暴力を受けていました。耐えられなくなってその人とは別れました。今日初めて、このことがDVに入ると知りました(幼1Y)。
【RP3 離婚が増加している原因は何だろう】
大人になりきっていない者同士の安易な結びつきだったり、親元に戻ればとい甘い考えの人が多くなったから(英1C)。
若いうちに結婚すると、相手を見極められないときに流れやノリで結婚を決断してしまう(幼1E)。
恋愛結婚より見合い結婚の方が離婚率が低いということを聞いたことがある。恋愛だと冷めたとき一気に冷めてしまうが、見合いだと、初めからそれを前提にして結婚するから、一気に嫌いにはならない(英2D)。
離婚とは今までの人生をリセットすることだと思う。安易なのは子供の人間形成に悪影響を与えるが、最悪な夫婦関係の中で子供を育てる方が子供がかわいそうなので、離婚が良い選択ということもあると思う(英2E)。
本当に限界なら仕方ないが、人間理想と違うのはしょっちゅうあるし、悪いなかで良いところを見つけること、そんな人になれるのもすばらしいことだと思う(幼1A)。
慰謝料が180万円と聞いて驚きました。500万円はもらえるものだと思っていたので、あまりにも少ないので専業主婦だったら生活が大変なんだなと思いました(幼1B)。
私なら慰謝料1千円(英2B)。
1.アダルトチルドレン(AC)について
(1)ACとは?
過剰な期待をかけられ、対人関係がうまくいかない人々
←子供時代にさまざまな問題を抱えていた。
アダルト・チルドレン・オブ・アルコホリック(ACOA)
=アルコール依存症の親(及び、共依存症の配偶者)に育てられて成人した子供たち
アダルト・チルドレン・オブ・ディスファンクショナルファミリー(ACOD)
=薬物(ギャンブル)依存、ワーカーホリック他、家族関係が機能しない家で育った人々
親の不幸は自分のせい→良い子でないと捨てられる→感情を率直に表現できない
(2)回復のために
ジェイカ(JACA)の創設(1992) 家族機能研究所の斉藤学他
セルフヘルプグループ 学校や家庭から離れた自助グループ
2.男性学のすすめ
「男性が乱暴になるのは必然的だ」「男性は本来女性より攻撃的だ」
←この考えは正しいか??
(1)「男らしさ」・再考
(2)男性学とは何か?
この男性社会を男性の目で読み直すための学問
by伊藤
「会社中心主義」「働きすぎ社会」の問題
「男性学」という講座
(3)「男らしさ」の系譜
@1950年代−−石原裕次郎
A1960年代−−高倉健と加山雄三
B1970年代−−沢田研二
3.社会学の基礎用語
(1)個人 (individual) peroson≠individual=in
+ divide (分割できない)
自らの意思に基づいて判断し、行動し、その結果について自ら責任をとる。
個人と個人の集合体→社会(society)
(2)アイデンティティ(identity)
青年期の葛藤を通じて確立される自己。自我同一性 ←エリクソン
(3)剥奪理論
個人(集団)が、他の個人(集団)、自分の要求する水準と比較して、不利な境遇にある、損 なわれていると 感じること。その剥奪感が人々を宗教へ向かわせる
[貧=貧困(経済)、病=病気(肉体・精神)、争=家族の争い(社会関係)]
参考文献 AC研究班編『イイコほどアダルト・チルドレンになりやすい』三心堂出版、1997年。井上輝子『女性学とその周辺』勁草書房、1980年。伊藤公雄『男らしさのゆくえ』新曜社、1993年。伊藤公雄『男性学入門』作品社、1996年、1456円。『トラウマとアダルト・チルドレン』(現代のエスプリ358)至文堂、1997年、1190円。村松泰子・ヒラリア・ゴスマン編『メディアがつくるジェンダー』新曜社、1998年
社会学A (01.06.28) 第9回 教育の社会学−その1 「学歴社会」について
【RP1 アダルトチルドレン】
「今、一緒にこの教室の中で共に勉強をしている人たちの中にもACがいるということに、まずびっくりした。体験談を聞くと、すごく身近なところにある問題なんだなと思った」(英2D)
「ACの意味は「家庭環境のせいで、子供なのに大人びた風になっている子」だと思っていたので認識違いだったことが分かってよかったです」(英1C)
「世間に知れわたっているアダルトチルドレンは、名詞を知っているだけにすぎないのではないか」(英2B)
「私の友達のなかにも何人かACタイプの子がいることに気づきました。みんなでいるときに盛り上げ役で、馬鹿みたいな事をして笑われている子が、ふとしたときにすごくピリピリして気をつかっているのを見たとき、苦労を感じ、過去に何かあったのだろうと感じました」(英2D)
「ACの講義を聞いているとき、ずっと胸が痛かった。自分の親にあてはまることが多かったからだ。だから、親には何でも相談できないし、変なプレッシャーかけられているし、今の自分の怒りっぽい性格は親のせいでこうなっていると思う。やはり、親の暴力はよくない。子供も暴力をふるうような人になってしまうと思う」
「父はACだったのかなあと思う。10歳のときに母親が自殺したために、心に傷をおったのか、他人関係がうまくいっていない気がする。私が小学校時代、よくキレて私に暴力をふるっていた。今はあまり覚えていないが、当時はかなり怖かった。ACになる影響は、かなり身近にある気がした。親の愛情を十分に受けて育たないと大人になって感受でかける部分があると思う」
「中学受験のために塾へ行っていたが、母親がすごく厳しくて、問題が解けなかったり、テストが悪かったりすると手をあげられたり、教科書を投げつけられたり、すごく怒られていた。それが原因で両親が喧嘩をすることがまれにあった。このことがきっかけで、母親の前では常にいい子でいようとしているし、怒られることが怖くなってしまった。今ではもう解消されてきているがあのままの状況で成長していたら、私もACになっていたかもしれない」
「電車で小さい子供3人が暴れていました。その横にはビールを片手に携帯で汚い言葉で大きな声でしゃべっている父親母親がいました。私はその子供たちが不憫でしょうがなくなりましたが、彼氏は頭にきたらしく、「ちょっとは子供をしつけろよ、何考えているんだよ」と言いました。一瞬シーンとなりましたが、なんとその親は、子供を注意するどころか「ワハハハハ」とあざ笑ったのです。その日はブルーな一日になってしまいました。子供は最初から善悪の区別なんてできないのです。親がしっかり教えてあげなければならないのに、罪のない子供たちがかわいそうです」
【RP3 男らしさについて】
男らしさとは時代とともに変わるものなんだなあと思いました。私は今でも高倉健さんのような男性は素敵だと思います(英1F)。
男性優位の時代があり、それに反発するように女性学が出てきた。女性は大変なんだ理解してよ、と。そして男性学。男もつらいよ、と。結局、生きるのは辛くて、大変なんだということなんでしょうね(英2B)。
男の人も男の人でいっぱい辛いことや背負わなければいけないことが多いけれど、女の人も辛いことはもりもりある。みんな責任をとってちゃんと生きなければいけないんだと改めて思いました(英1A)。
男性学も女性学もまず、どうして男はこうあるべき・女はこうあるべきというステレオタイプが存在するのでしょうか。もしそうステレオタイプがなかったら、ゲイの人にも、男性・女性にも、とても生きやすい世の中になるのに(英2C)。
1.教育の社会学とは何か?
対象・・教育という言葉で語られているすべての営み(学校教育・家庭教育・生涯教育など)
教育学・・「教育はどうあるべきか、どうしたらよいか」
教育社会学・・「教育問題や教育現象の構造・メカニズムを研究」
2.「学歴社会」とは何か?
(1)役に立つ「学問」?
中・高で学ぶ古典や数学は無駄か?
【RP】 中・高で学ぶさまざまな科目の学習は役に立つのだろうか?
役立つならばどのように? 役立たないならば、なぜ学ぶのだろうか?
(2) 定義とイメージ
学歴=「学校に関する経歴」(広辞苑)
すなわち、「学校」の「経歴」。かつ消すことのできない記録
「どの学校の入試に合格できたのか」
3.日本の教育制度史
(1)明治以前
寺子屋(男子4割、女子2割) 武士の子弟による藩校
(2)明治以降
1872「学制」 ドイツを範とした制度 「小学・中学・大学」の3種
1900時点就学率 初等68%、中等3%、高等0.5%
(3)第二次大戦後
高校進学率98%、大学他進学率50%以上
(4)高等教育の変遷と類型
マーチン・トロウ・・・ エリート→マス→ユニバーサル
4.現代社会の特徴
(1) 学歴インフレ
(2) 業績主義
(3) 努力主義
5.「学歴」社会の諸問題
(1) なぜ「高学歴」が必要か?
(2) 学歴差別による不平等
(3) 「学歴」は役に立つのか? → ウラの表・図を参照
6.「学歴」の背後に潜むもの
親と子の関係
【RP】 学力一辺倒の入試をやめて、面接を実施したり、勉強以外の活動にも目を向けて一人一人の個性や長所をもとに、高校や大学の入学者選抜ができないかという意見に賛成か、反対かのコメントを書きなさい。
7.「高学歴」社会のその後
少子化による「努力」の階層差拡大?
参考文献 天野郁夫/藤田英典/苅谷剛彦『教育社会学』(改訂版)放送大学教育振興会、1998年、2200円。苅谷編著『比較社会・入門』有斐閣選書、1997年、1500円。苅谷剛彦/濱名陽子/木村涼子/酒井朗編『教育の社会学』有斐閣アルマ、2000年、1900円。苅谷剛彦『大衆教育社会のゆくえ』中公新書、1995年、699円。
社会学A (01.07.05) 第10回 教育の社会学−その2 青年期とジェンダー
【RP1 中・高の学習は役に立つか(どのように?
or なぜ学ぶのか)】
役立つ
「科学の先生は『何の教科を学ぶにしても、その向こうに何が見えるのかを考えるために学ぶべき』と言われました。それ自体を学ぶだけではないと思います」(英2F)
「数学の先生は『数学的な考えを養うため』と言っていて、当時はなるほどと思ったが、後から考えると首を傾げてしまう。だけど、役立つと思う」(英2E)
「中高教育は人間性を豊かにする最低のことを学ぶところである」(英1C)
「中高生が『将来役立たないから無駄』と決めつけるのは早い。後々役立つ場面に出会う」(英2E)
役立たない
「脳の動きが活発な時期なので、記憶力をつけるため、脳の動きが鈍らないための訓練のために勉強するのだろう」(英2E)
【RP2 東大在学生の調査に関するコメント 子供の努力だけか?】
「子供が遊びたい盛りに塾へ通うと自分で決めるだろうか?お勉強の日々を親から押しつけられて育てば、ある程度親の思うようになる確率は保たれるだろう」(英2B)
「やはり、親の影響も関係してくると思う。親を見て子供は育つ。県内一番の理数科の名簿を見たら、クラスの1/3の親が医者だった」(英2A)
「親が大卒ならば大学進学への理解も高い。私は高2のとき塾に通いたかったが、兄が浪人していて通えなかった。母は高卒で、私が大学へ行かなくていいと勉強の邪魔をした気がする」(幼2C)
【RP3 個性や長所をもとにした入学者選抜への賛成
or 反対コメント】
賛成
「もっと私の中身を見て欲しい」(幼2C) ←どんな中身??
「大賛成です。人柄や意欲を評価してもらいたいです。高校のとき部活に生きていて、自分らしさを発揮するのが学力以外でしかできません。指定校推薦で入学できました」(幼2A)
「部活に一生懸命取り組んでいた人はみな精神的に大人。自分の考えを持ち、相手の気持ちを考えられる人が多い。例外もあると思うが」(幼1B)
反対
「勉強できなくても進学できるという気持ちにさせてしまうのではないだろうか」(英1B)
「個性や長所に目を向けることは大切だが、入試に向かない個性や長所がない人には不利だし、学力をはかる入試が一番フェアだと思う」(英2A)
「自己を表現することがすごく下手な人もたくさんいるから、学力入試はあった方がいい」(英1F)
「一発屋的な入試では、力が発揮できないこともある。努力・勤勉さなども見て欲しい」(英2C)
その他
「学校はどういう人が欲しいのか?そもそも差を付ける必要があるのだろうか」(幼2A)
「学力試験は目に見える結果であるが、個性は評価しづらいのでは?私はもし自己推薦が落ちたらかなりショックを受けていたはず。自分の長所をアピールしたのに落ちたということは、自分の存在が否定されたのではないかと思っただろうから」(幼1F)
「大学入試に面接は必要ない。あんなに難しい試験も必要ない。ある程度の試験を実施して、卒業のときに難しくすれば、『あんた大学に何しに来ているの?』っていう人は少なくなる」(英2F)
1.子供と青年と大人
【RP】 子供と青年と大人を区分する基準は何?
(1)時期区分
児童期(6歳〜13歳)→ 青年期(13歳〜25歳
or 〜30歳)
(2)「子供」の誕生
中世欧州での「小さな大人」
(3)モラトリアムとしての青年
「男の子らしさ/女の子らしさ」
2.学校化される女と男
(1)学校でのジェンダー
【RP】 男女混合名簿に関して。山田さんは差別を受けているとは言えないだろうか?
・男子優先になっている各種学校行事 → 変化もある
・高等学校の職業科、高等教育機関の専攻分野に見られる男女の分化
・「隠れたカリキュラム」
(2)赤ちゃんへの対応
例1) マークとメアリー 例2)赤ちゃんへ与える玩具
例3) 落ち着きがない赤ちゃんへの解釈
(3)「男の子は泣かない!」
・玩具のステレオタイプ
・共学における男女差
・男子校での「男らしさ」の証明 →女子の代わりにいじめの対象を作る
3.身を立てる男と駆り立てる女
・女にとっての立身出世
【RP】栄養ドリンクとはどのようなものか?
・良妻賢母 夫の出世のサポートをする良妻、息子を立派に育て立身出世させる賢母
・身代わり達成 家の没落、夫との死別によって余儀なくなった医師・教育家・自営者
参考文献 スー・アスキュー/キャロル・ロス著『男の子はなかない−学校でつくられる男らしさとジェンダー差別解消プログラム』堀内かおる訳、金子書房、1997年、2200円。苅谷編著『比較社会・入門』有斐閣選書、1997年、1500円。苅谷剛彦/濱名陽子/木村涼子/酒井朗編『教育の社会学』有斐閣アルマ、2000年、1900円。志水宏吉編著『のぞいてみよう!今の小学校』有信堂、1999年。
社会学A (01.07.12) 第11回 教育の社会学−その3 青年期とジェンダー
【RP1 青年と大人の区分】
「大人は親の保護を受けずに自力で生きる術を持っている。自分は、金銭面を除けば一人でできるので児童ではなく青年」(英1C)
「子供は親の傘下に存在する時期。青年期は自分の意志中心だが、多少親の影響もある。大人は全て自分の意志・責任で行動する」(幼2C) 「子供から青年は時間の使い方」(英1E)
【RP2 五十音順名簿は差別か?】
「体育のときいつも最初の人たちを見本にできる」「みんな緊張が終わったところで、自分の実技になる」「出席をとる授業では、遅く呼ばれた方が得」「いつも最後だった。運動会のダンスペアで一人あまり、先生とだったしりて、当時は嫌だった」・・・・
「大学でABC順に驚いたのは、それだけ五十音順を当たり前だと思っていたということ」(幼1B)
「男女別々に名簿を作ることも、差別ではなく単なる区別に過ぎないと思っていた、が」(幼2B)
「これを差別と呼ぶなら、後で呼ばれる人は下というステレオタイプだろう」(英2B)
「差別は、やられている人が差別だと感じたときにおこると思うので、私自身いつも最後だったが、嫌だけど差別と思ったことはないので、差別ではない」(英1D)
「考えること自体差別なのではないだろうか」(英1C)
「差別というのは、その人に対してある特別な感情があるがためにしてしまうことだと思う。五十音順という正当な理由が存在しているから、山田さんは自分の出席番号が遅いことに何も疑問は感じないと思う」(英1B)
「差別だと思います。性別を自分で選べないのと同じように、名前も自分で選べないから」(英2F)
「気にするから差別を受け入れいていると感じているのではないか」(英1E)」
【RP3 栄養ドリンク】
「専業主婦か共働きかで少し異なる気がする。共働きの時は脅しとは感じない」(幼2B)
「亭主元気で留守がいい、の文句が象徴化されたものと言えるかも」(英1C)
「CMで『それって優しさ?』と思ったことがある。町で栄養ドリンクを飲みながら走り回っているサラリーマンは哀れに見える」(英2A)
0.差別とは何か
・正常と異常の境界は相対的。文化・時代で異なる→生み出すメカニズムは?
・理解するための分類
・区別は、つねに普遍的ではない。
ある特定の社会状況で、ある種の存在や行為が排斥される
←背後にはどんな意図が潜むか、どのような社会的力が作用しているのか
1.少女が走った理由
(1)事件の概要
《 小5女子 死の罰マラソン 宿題忘れ校庭一周半 》
・急性心不全で死亡。2歳時、心臓手術。年1回の定期検診。激しい運動の禁止
・三学期からクラス内で「忘れ物をしたら校庭を走る」「約束マラソン」
・約400m走り、靴箱前で倒れ、意識不明。息を吹き返すも、病院で死亡。
・忘れ物の少ない子で、漢字の宿題も前夜やっていたが「忘れた」と言って走った。
・二時限目の体育は、準備運動のランニングは見学
【RP】 なぜ少女は走っただろうか?
(2)一般的?な反応
@「心臓病の子も走らせるなんて」と怒るだけのセンチメンタリズム
A「教師の体罰は子供の人権を侵害している」というスローガニズム 以外の方向性
(3)学校における「制度」の問題
・子供の個人性・日常生活性を遮断し「生徒」という匿名的存在を生み出す学校
・忘れ物は生徒として教師の指令通りになさない点で罪
・「授業」と「学級内規則」の差=制度上の教師の行動のコントロールレベルの差
生徒間の程度差は不可避←→規則の例外を防ぐための「生徒」役割
2.いじめ問題と中学生の憂鬱
文部(科学)省の1985年の「いじめ」の定義
自分より弱い者に対して、一方的に、身体的肉体的攻撃を継続的に加え、相手が深刻 な苦痛を感じているものであって、学校としてその事実を確認しているもの。
【RP】 日本では中学1・2年に多い、なぜだろう?
(1) 教師との距離
小学校との違い
(2) 友人との距離
同輩集団と過ごす時間が長い
親密な他者の存在なしに自分が保てない
少数グループ以外には無関心
3.教師の多忙化・バーンアウト
4.写真観察法レポート
【RP】 一つ選んで、自分なりにテーマをつけてみよう!
参考文献 長田勇/桜田均/石井仁/遠藤忠『なぜ少女は走ったか−文化分析としての教育学』川島書店、1990年、1748円。苅谷剛彦/濱名陽子/木村涼子/酒井朗編『教育の社会学』有斐閣アルマ、2000年、1900円。志水宏吉編著『のぞいてみよう!今の小学校』有信堂、1999年、2000円。
7.19 12回 教育の社会学 その4 幼児教育の変化
【RP1 少女はなぜ走ったか】
「私の小学時代も、忘れ物一つで空気イス5分というのがあって、例外なくみんなやっていたし、やらなきゃいけないという雰囲気があった」(英2A)
「病気は自分のせいでなったわけではないけど、忘れ物は自己責任なので、彼女は自分を責めて走らなくちゃという気持ちになったため、走ったのだろう」(英1B)
「忘れ物を良くする子だったら走らなかったろう。忘れ物をしない子だから『忘れた』ことに対して、罪悪感や悔しさがこみ上げてきたのではないだろうか」(幼2B)
【RP2 中学1,2年にいじめが多いのはなぜか】
「中学のときは、一番相談できる友達を必要以上に欲しい時期だと思う」(幼2B)
「授業内容が専門的になり、つまづく子供が増え、親の意識が高まり、ストレスがたまりやすくなる」(幼2C)
「中学から定期試験が始まり、勉強に対してのストレスがたまり人にあたりやすくなる」(英2D)
「中学は幾つかの小学校が混ざるので、環境の違いからいじめがおこることもある」(英1A)
「部活が始まる。1、2年の差でこき使われストレスがたまる」(英1E)
「部活が始まると、図分と合う合わないに関係なく様々な人と密に関わらなければならないことが多くなる」(幼1B)
【RP3 写真を自分なりに解釈すると・・】
@シルバーシートに座る若者
「逆に、詰めればまだ座れるのに足を広げるオジサンや、降りる人がいるのにドアの前を動かないオジサン・オバサン、むしろそんな大人たちの方が目に付く」(英2E)
「東京に出てきてそのマナーの徹底ぶりに驚いた。立っている人がいるのに、シルバーシートだけが空いている。誰もいないエスカレーターで右に立っていたら(大阪では右側に立つ)、『左側に立つんだよ』とおじさんに怒られた。東京の人はマナーはいいけど融通がきかないと思った」(英1F)
A女性専用車両
「この女性専用車両を必要とする状況なのだから、日本の男性が恥ずかしいということ」(英2E)
「女性にとってよく、夜の電車は危険だと言われるが、朝はどうだろうか。朝の方が利用者が多いのではないだろうか」(英2A)
「女性が一般車両から減って、余計に男性を刺激するということはないだろうか」(幼2B)
Bコンビニエンスストアのオニギリ
「『お袋の味』が消え、『袋の味』が植え付けられているのが現代の子供である」(幼1E)
【RP4 講義を終えて・・】
「この授業を受けて、つくづく自分の頭がかたいなと実感させられた。当たり前と思ったことが実はそうではないと気づいたりして結構楽しかった」(英1B)
「前期の授業は正直、他のどの授業よりも楽しかった。楽しい・面白いという授業は、先生の教え方が上手く、生徒を引きつけるということだ。後期もとても楽しみにしています」(英1E)
「さまざまなことをいろんな視点で見ることが大切だと改めて思いました。身近に起きていることをそのまま受け止めるのではなく『なぜ』を思うことが第一だと感じます」(幼1B)
「期待以上に楽しい授業でした!! 後期は必修があり、とれないので来年とりたいと思います。また川又先生がいいです。ありがとうございました」(幼1F)
「後期も是非履修したいと思います。他の先生の授業はオリエンテーションの後、がくんと人数が減ったりしていたのに、この授業はそのようなことがなかったのが、納得できました。どんなに熱くてもだるくても、話を聞きたいという理由で自分も出席でき、楽しい時間を過ごせました」(英2C)
概要のみ
1.日本の家庭教育の特徴
(1)母と子、そして父
(2)しつけの行方
2.幼児教育の普及
(1)幼稚園と保育園の基本的な比較
(2)早期教育の意味
3.幼児教育の産業化
(1)さまざまな現実
(2)親の問題
4.社会学の基礎用語
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